皆さんの愛車にはバッテリーが使われているでしょうか。 「自転車が愛車なので」「タイヤやエンジンのついていない馬が私の愛車だからね、 もちろんバッテリーも付いてないよ」「自動車やオートバイを所有していないし移動 には徒歩か公共交通機関を使うからバッテリーとはあまり縁の生活です」といった 人はさておき、ガレージにバイクや自動車を駐車している人、月極め駐車場を借りて そこに毎晩車を停めている人ならエンジンを始動させるのにバッテリーの力を毎回 使っていることを、常々意識しているかと思います。 自動車を整備・点検する時は必ずチェックされるこのパーツですが、車検の時以外 でも交換されることがあります。
バッテリーはなぜ上がるのか、そしてなぜ劣化するのか、哲学者や詩人でなくても 顎に手を当てて考えたことはあるでしょう。 バッテリー上がりは発電する電力より消費する電力が上回ることで起こります。 いくら発電してもそれ以上に電力を使っていればやがては蓄えられていた電力も消費 して底をついてカラッポになってしまい、それがバッテリー上がりとなり皆さんの前に 現象として姿をみせるのです。 足し算と引き算をして残りがあるか、なければ残高０でもうそのバッテリーは充電 するか交換するかしないと復活はできません。
もしも愉快な行楽の最中に高速道のサービスエリアやお土産を買おうと立ち寄った 観光地でバッテリーが上がってしまったら、どうすればよろしいのか知っているか どうかで頼れる人と思われるか頼りがいのない人と思われるかが決まります。 慌ててしまいそうなシチュエーションですが落ち着いて対処するのが男の中の男で、 ここでいい所をみせれば同伴者もきっとあなたにぞっこんです。 絶望的状況でも動じないあなたの姿を見て惚れ直すことは確実、もしそれが若い恋人 なら結婚まで一直進となるのも止めようがないでしょう。 そのまま帰り道に写真スタジオへ寄って婚礼衣装で記念撮影するかもしれません。
かけがえのない大切な愛車の整備にはバッテリーのメンテナンスも含まれます。 バッテリーのメンテナンスで行うべきことは、バッテリー内の電解液の量をチェック して充分な量で満たされているか確認することです。 バッテリーの搭載位置や保護ケースによってはそのままでは見えにくい車種もないとは 言えませんので、調べにくいようなら取り外してでも目視できるように努力しましょう。 水平にした状態で液面がUPPERとLOWERの間にあれば正常で、それよりも少なければ 補充の必要ありとのサインなので速やかに補充すべく補充液を最速で入手する算段を 立てて、次回のドライブに備えましょう。